
居住地の患者会やボーイスカウトに参加。
小学校入学後しばらく経った頃から、友だちと仲良くできるように。(お母さん)

「こんな平謝りの毎日は嫌だ」と辛い日々を過ごす中、何とか状況を改善しようと、息子が4歳の時に地元の患者会に参加するようになりました。最初に参加したのは『もちつき大会』で、そこで息子は“心の友”と呼べる友だちに出会いました。
また、私の幼なじみのお父さんが、自ら団委員を務めているボーイスカウトの見学を勧めてくれ、息子が5歳の冬に『もちつき大会』に参加させてもらいました。『もちつき大会』に良い印象しかない息子は、その場でボーイスカウトへの参加を決めました。
以来、息子は患者会では、同じ病気を抱える同じ年ぐらいの友だちや先輩、後輩と仲良く遊び、ボーイスカウトでも後輩から同級生、先輩まで多くの友だちと共に、家族単位ではとてもできないさまざまな経験をしています。このような中、息子は友だちとのつき合い方が分かってきたのか、自分に自信が持てるようになったのか、小学1年生の秋ぐらいまでは友だちとの喧嘩も絶えなかったのですが、それ以降はこれまでのトラブルが嘘のようになくなり、毎日友だちと楽しく過ごしているようです。
- 患者さんとご家族へのインタビュー
- 息子・中川勇氣さん(会社員)と母・中川美樹さん(主婦)
手術や登校拒否の経験を乗り越え、
充実した日々を送っています。 - 田中三穂さん(主婦)
私が「血友病の息子の母親」
という事実を受け入れるまで。 - 村村陽さん(看護師)
仕事もプライベートも、
思いきり楽しんで生きる - 江端隆寿さん(歯科医)
チャレンジするのは自由
やらないより、やってみてから学べばいい - 武山ユウジさんと寺本ユウスケさん(大学生)
大切な友達との出会い
ともに看護師を目指そうと決めた - 鈴木幸一さん
(デジタルコンテンツクリエイター)
大事なのは自分を信じ好きに生きていくこと - 梅原昌宏さん(薬剤師)
MBAを取得して、
いろいろなコトにチャレンジ - 野崎暢仁さん(臨床工学技士)
医療現場での仕事はハード、
でも普通のことはしたくなかった