血友病患者さんのためのトラベルガイド海外編
また、海外で個人的に使用するための血液製剤を、国際郵便等により海外に送付する場合も承認を受ける必要がありません。(家族が送付する場合も、承認は不要です。)
事前準備
- 1.主治医に渡航することを相談しましょう。
- 渡航内容
- 証明書※1
- 渡航期間
- 必要な製剤の数※2
- 渡航先に血友病医療施設があるか
- 2.旅行代理店、またはご自身で確認しましょう。
- 宿泊先で製剤を保管できる冷蔵庫の設置状況
- 海外医療保険など
- 3.航空会社や旅行代理店に確認しましょう。
- 関節の状態により、航空会社によっては希望の座席に変更してもらえる場合があります。
※1:海外へ医薬品を持ち出すには、医師の証明書が必要な場合があります。また、渡航先での緊急時には医師の証明書があると便利です。(『海外旅行用 医師の証明書』)。
血液製剤を使用する方ご本人が、海外旅行等で出国する際に血液製剤を携帯する場合は承認を受ける必要はありません(輸出令第4条第2項第4号及び同令別表第6より)。
なお、ご家族をはじめとした血液製剤を使用する方以外の方が、海外に出国されている血液製剤を使用する方のために、血液製剤を携帯して出国する場合には、携帯品には当たらないため、ご留意願います(同別表第6備考1より)。
海外で個人的に使用するための血液製剤を、使用する方やご家族をはじめとした血液製剤を使用する方以外の方が、国際郵便等により海外に送付する場合は承認を受ける必要がありません(輸出令第4条第2項第2号及び同令別表第5第3号の規定により)。
【平成29年5月16日付 薬生血発0516第1号より引用】
出典:一般社団法人 日本血液製剤機構(2025年11月閲覧)
https://www.jbpo.or.jp/cross/information.html
※2:渡航先では、使用中の製剤がない場合や、製剤が非常に高額な場合があり、十分な量を処方してもらえないことがあります。
海外旅行時の準備については、日本血液製剤機構(JB)が運営する患者向け情報サイト「Cross Heart WEB」でも取り上げられています。主治医に依頼する書類の内容、保安検査時の対応、薬剤の携行方法、海外旅行保険選びのポイントなどがQ&A形式で紹介されています。