
小学校5年生の頃からインヒビターが少なくなり、
定期補充療法の効果が現れるようになったことで、
行動範囲が少しずつ広がる

幸い、小学校5年生の頃から車いすから松葉杖の生活となり、補助の先生の付き添いは続いていたものの登下校(徒歩10分程度)の母親の付き添いはなくなりました。6年生ちかくになってくると、そもそも松葉杖も運動制限を目的とした補助的な役割でしかなかったため、近くの公園で友達とキャッチボールをするなどして普通に遊ぶようになりました。
中学校は通学時間が電車で10分弱かかることから、入学当初は母親と一緒に登下校していましたが、それもすぐになくなり、中学2年生の頃には体育の制限があった程度で、松葉杖も完全にやめて、補助の先生の付き添いもなくなりました。
中学3年生になると、体育の制限も少しずつなくなって、水泳しかできなかったのが、サッカー、ソフトボール、バレーボールなど一通りやらせてもらえるようになりました。
野外活動や修学旅行の時には補助の先生がついてくれてはいましたが、母親は一緒に行かないでも済むようになり、全ての活動に参加できて有意義に過ごせました。
- 患者さんとご家族へのインタビュー
- 息子・中川勇氣さん(会社員)と母・中川美樹さん(主婦)
手術や登校拒否の経験を乗り越え、
充実した日々を送っています。 - 田中三穂さん(主婦)
私が「血友病の息子の母親」
という事実を受け入れるまで。 - 村村陽さん(看護師)
仕事もプライベートも、
思いきり楽しんで生きる - 江端隆寿さん(歯科医)
チャレンジするのは自由
やらないより、やってみてから学べばいい - 武山ユウジさんと寺本ユウスケさん(大学生)
大切な友達との出会い
ともに看護師を目指そうと決めた - 鈴木幸一さん
(デジタルコンテンツクリエイター)
大事なのは自分を信じ好きに生きていくこと - 梅原昌宏さん(薬剤師)
MBAを取得して、
いろいろなコトにチャレンジ - 野崎暢仁さん(臨床工学技士)
医療現場での仕事はハード、
でも普通のことはしたくなかった