リクスビス®製品情報

血友病B リクスビス<sub>®</sub> 遺伝子組換え血液凝固第IX因子製剤 500 1000 2000 3000

リクスビス®とは

リクスビス®は血友病Bの患者さんにご使用いただく、遺伝子組換え血液凝固第Ⅸ因子製剤です。

本剤を静脈に注射することで血漿中の血液凝固第Ⅸ因子を補い、血友病Bの患者さんの血が止まりにくくなる状態を改善します。

出血したときに投与するほか、本剤のような血液凝固第IX因子製剤を定期的に投与(定期補充療法)することで、医学的及び生活の質の観点からベネフィットがあることも明らかになってきています。

医療機関で適切な在宅自己注射教育を受けた患者さん、またはご家族の方は、リクスビス®を自己注射(家庭療法)することもできます。ただし、その場合は自己判断での使用中止や投与量の変更は決してしないでください。

リクスビス®は500、1000、2000、3000国際単位の4つの規格があります。

リクスビス®の製造方法について

リクスビス®は全工程でヒトや動物由来の成分を使用せず、2種類のウイルス不活化/除去工程によりウイルスに対する安全性に配慮して製造されています。

リクスビス<sub>®</sub>の製造方法 培養 精製 製剤化

安全性について

先天性血友病Bの患者さん99人を対象とした臨床試験では、99例中5例(5.1%)に副作用が認められました*。
*: 抗フーリン抗体陽性2例、味覚異常・出血性貧血・四肢痛 各1例

このほか、特に重大な症状として、ショック、アナフィラキシーや血栓塞栓症などの副作用や、血液中に血液凝固第Ⅸ因子に対する抗体(インヒビター)が発生することがあります。
以下のような場合には、ただちに医師または薬剤師にご相談ください。

重大な副作用 主な自覚症状
ショック・
アナフィラキシー
めまい、頭痛、立ちくらみ、しゃがれ声、眼と口唇のまわりのはれ、じんましん、判断力の低下、動悸(どうき)、息切れ、息苦しい、からだがだるい、考えがまとまらない、ほてり、意識の低下、ふらつき
血栓塞栓症
(けっせんそくせんしょう)
心筋梗塞(安静にしても20分以上継続する激しい痛み、冷汗、吐き気)、脳梗塞(片足の手足がしびれる、足がもつれる、手足に力が入らない、ろれつがまわらない、言葉がとっさに出てこない、ものが見えにくい)、深部静脈血栓症(下肢がはれる、皮膚に潰瘍(かいよう)ができる)、肺塞栓症(胸の痛み、苦しみ、咳、痰がでる)

血液凝固第Ⅸ因子製剤を使用中に、血液中に血液凝固第Ⅸ因子に対する抗体(インヒビター)ができることがあります。インヒビターができると、薬の効果が弱くなります。この薬の効果が十分でないと感じられた場合には、ただちに医師に相談してください。


さらに詳しい情報として、「医薬品医療機器情報提供ホームページ」(http://www.pmda.go.jp/)に添付文書情報が掲載されています。