アディノベイト製品情報

血友病A アディノベイト静注用 ペグ化遺伝子組換血液凝固第Ⅷ因子製剤 500,1000,2000

アディノベイトとは

アディノベイトは血友病Aの患者さんにご使用いただく、遺伝子組換え血液凝固第Ⅷ因子製剤です。
2007年からバクスアルタが発売している遺伝子組換え血液凝固第Ⅷ因子製剤をもとに効果を持続させた薬剤です。
アディノベイトは、血友病Aの患者さんに血液を固める役割のあるタンパク質(血液凝固第Ⅷ因子)を補い、血が止まりにくくなる状態を改善します。

アディノベイトは従来の血液凝固第Ⅷ因子製剤よりも効果が長く続きます。
医療機関で適切な在宅自己注射教育を受けた患者さん、またはご家族の方は、アディノベイトを自己注射(家庭療法)することもできます。
ただし、その場合は自己判断で使用を中止したり、投与量を変更したりしないでください。

アディノベイトの製造方法について

アディノベイトは製剤の製造工程でヒトや動物由来の成分を使用せず、ウイルスや感染症に対する安全性に配慮して製造されています。
アディノベイトは、従来の遺伝子組換え血液凝固第Ⅷ因子製剤にポリエチレングリコール(ペグ)という化合物を結合させることにより、血液中に長く薬がとどまり、従来のお薬に比べて効果が長く続きます。ペグを結合する技術は、作用時間を延長するといった目的で、多様な疾患の治療薬に使用されています。

安全性について

先天性血友病Aの患者さんを対象とした臨床試験では、156例中10例(6.4%)に副作用が認められました。主な副作用は頭痛3例でした。

このほか、特に重大な症状として、ショック、アナフィラキシーなどの副作用や、血液中に血液凝固第Ⅷ因子に対する抗体(インヒビター)が発生することがあります。以下のような場合には、ただちに医師または薬剤師にご相談ください。

重大な副作用 主な自覚症状
ショック・
アナフィラキシー
冷や汗、じんましん、動悸(どうき)、息切れ、息苦しい、めまい、意識がうすれる、しゃがれ声、眼と口唇のまわりのはれ、判断力の低下、からだがだるい、考えがまとまらない、血の気が引く、ほてり、意識の低下、ふらつき

血液凝固第Ⅷ因子製剤を使用中に、血液中に血液凝固第Ⅷ因子に対する抗体(インヒビター)ができることがあります。インヒビターができると、薬の効果が弱くなります。この薬の効果が十分でないと感じられた場合には、ただちに医師に相談してください。


さらに詳しい情報として、「医薬品医療機器情報提供ホームページ」(http://www.pmda.go.jp/)に添付文書情報が掲載されています。