冊子「Friends」

【体験談】血友病のいろんな「職場・仕事」〜大学等で勉強中

ただ今、勉強中

化学専攻
大学受験後に受験番号を呼ばれて残され、健康診断でやられるような色覚検査をされました。高校の内申書に何か書かれたらしい。とりあえず実験が普通にできるかを見るためで、特定の病気だからということではないようです。また、合格後に学部長に親同伴で呼ばれ、化学実験に差し支えはないのかと訊かれたこともありました。この面談は、よくわからない病気だから不安だということのようでした。もちろん大学生活には何の支障もありませんでした。

美容師見習
立ち仕事で冷えると足が痛くなったが、作業衣を売っている店で、五千円ぐらいのショートブーツ型の作業靴を見つけた。軽くて、足首まで覆ってくれて、物を落としても安心。靴底や踵は硬いが、1cmぐらいの中敷を入れたら良くなって、自分には合った。これで問題なし。

自動車整備訓練校
切り傷や擦り傷は日常茶飯事だったけど、学校でする範囲なら別に病気だからできなかったこともなかった。大丈夫だと思う。

大学入学
それまで当たり前のように病気のことを言っていたから、大学でも言うつもりだった。でも、ふと気づいて病院のスタッフに相談したら、言ってない人も多いと言われ、言わないことにした。確かに困らなかった。

就職活動
大学を卒業したら日本で働くよりも、海外で働きたい。まず語学学校へ行き、それから資格取得のための学校に通うつもり。でも医療機関、製剤の入手や健康診断など調べるのはとても大変です。今、受け入れてくれる学校とステイ先を探しています。

元理学療法士志望
理学療法士になれば、リハビリのことを覚えて、みんなの為になるかなって思ったんですけど、調べてみたらお互いの体で、練習したりするようなんですよ。僕の場合、それだと変に関節痛めそうなのであきらめました。(編者注:実際に血友病患者さんで、理学療法士の仕事をされている方はいるそうです)

参考:
Friends「仕事に行こう」編(小島賢一)(バクスター)