冊子「Friends」

【体験談】血友病のいろんな「恋愛・結婚」〜おわりに

おわりに

これだけ治療が進歩し、寿命もほとんど変わらなくなっている現在でも「私は結婚を考えていませんから」と語る人がいます。人それぞれ価値観も違うので強くは勧められませんが、もし血友病がなかったら結婚したいと考える人であれば、それはとても残念な気がします。
結婚なんてと言っていた方がいた。たまたま理解ある女性と知り合った。自分の病気の状態をよく尋ねるようになった。遺伝の話やインヒビターの話を知りたがるようになり、海外旅行の注意点、生命保険についての質問も。仕事と母親の話しかしなかった方がこんなに変わるんだと思った。顔色や肝機能までもよくなった。
告白して拒絶されれば、だれでも傷つきます。病気があるということは、その確率を多少押し上げるかもしれません。これは医療者でも、親でも代行することはできません。でも、この冊子が、そんな人への一押しになれば嬉しく思います。
さて、そんな体験をお持ちの方、パートナーの方、ノロケでもいいです。仲間が元気づくようなエピソードをお聞かせください。お待ちしています。
本冊子の作成に当たり、兵庫医科大学のソーシャル・ワーカー伊賀陽子先生、荻窪病院のソーシャルワーカー谷内智男先生のご協力をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。また最後までお目を通していただきました、皆様、ありがとうございました。

荻窪病院 血液科 カウンセラー
小島 賢一

この冊子は、患者さんの体験や話し合いを参考に作成されたものです。
多くの患者さんとご家族、医療スタッフの協力と熱意なしにはできませんでした。
この場を借りて皆様に深く感謝いたします。

参考:
Friends「恋をしよう」編(小島賢一)(バクスター)