冊子「Friends」

【血友病体験談】みんなどうした?学校生活〜部活

部活

ずっと水泳部だった。選手になって大会にもたくさん出たし、何の問題もなかった。(10代本人)

吹奏楽部って体育会系みたいに体力勝負のところがあるんです。覚悟はしていたけど、入ってからびっくり。慣れるまでは本当によく出血しました。たまたま野球部が強くて、夏場に応援に駆り出されたことが一番辛かった。でも筋力がついたら本当に出血が減ったのには驚いた。(20代本人)

まさか少年野球の応援に行くようになるなんて考えてもいませんでした。子どもの元気な姿は今でも目に焼きついています。(母)

TVゲームが好きだったので、コンピュータクラブに入りました。最初はよかったのですが、学校でキーボードを叩き、家でゲームパッドを叩きすぎたら、肘に出血するようになってしまいました。やりすぎはいけませんね。(20代本人)

止められたけど中学でも野球をやった。小学校の野球とは違って練習も厳しく出血も多かったし、関節が痛くなったことも多かった。でも、とにかく三年間やれたことは嬉しかった。(20代本人)

反対しても子どもの気持ちを変えさせることはできず、ドクターストップがかかったら辞めることを条件にバスケット部に入部。突き指や足首の関節出血など繰り返して、結局、断念することになりました。一時はヘコんでいましたが、今はそれなりに納得している様子で、やらせたことは後悔していません。(母)

バスケット部で足首を痛めた時、医師の勧めもあって装具をすることになった。最初はどうなることかと思ったが、スポーツ選手が負傷した時にするような、プラスチック製のガードみたいなプロテクターを病院で教えてもらって、デパートで買った。そしたら「格好が良い」と先輩も使い始めて、部内で流行ってしまった。装具を気にすることは全然なくなった。(20代本人)

Column8
座談会:保護者の会から(4)

春香(小6、小3): 皆さん、部活はどうしてされているんですか?

冬子(中2、小5): 何度も文科系に入るように水を向けたけど、失敗。今、卓球をしている。普段はいいけど、出血すると練習の半分ぐらいしか出らなくなって、結局休むことになっちゃう。試合みたいに絶対出なきゃならないときは、連続投与。まあ、うちの場合は、部員にも話してあって、あまり気にされてなかったみたい。

律男(大3): 息子は中学まではサッカーしていたのですが、高校では吹奏楽部に迷いながら入部した。最初は不満も言ってたけど、それなりに楽しそうにしていたからいいんじゃないかと思う。

ヒロミ(本人20代): 親からクラブについて何も言われなかったし、友だちにも何も言ってなかった。自分で決めて高校は科学部に入りました。クラブ活動での出血はなかったと思いますが、それでも文化祭なんかで忙しい時は自分で注射して行ってました。

睦美(高2): テニスやって、肘と足首の出血を繰り返して辞めさせて、その学校では楽なクラブの卓球に入りなおしたんですが、それでも足首の出血が続いて、結構、落ち込んでいるっていうか、拗ねてます。

冬子: 空手やボクシングは危ないけど、合気道ならどうなの?

律男: どうして合気道か知らないけど、親がわざわざ勧めるようなスポーツではないと思います。格闘技みたいに体がぶつかりあう競技は原則として避けた方がいい。私もサッカーしていたので分かるのですが、年齢も上がってくるとサッカーもフィジカルコンタクトがひどくなるので危険です。まあ、子どもも何度か痛い目を見て、かわし方がとても上達しましたが・・・。

睦美: 格闘技で受け身がうまくなるのは良いことだと聞いたことがある。でも、授業ならともかく、習うなら受け身だけ練習しなさいって言うわけにはいかないわよね。人にもよるから先生(主治医)にも尋ねてみたらどうかしら。止めさせるのでもお医者さんが言ってくれる方がきく場合も多いし。

参考:
Friends「学校に行こう」編(小島賢一)(バクスター)